ざりのめ

ストイックな生活に憧れる、そうではない人のブログ

断捨離とか全捨離とか…

 やましたひでこさんの断捨離とか、櫻庭露樹さんの全捨離とか、要らないモノを捨てて、部屋をキレイにしよう!、人生を変えよう!!って、夢中になる時期があるが、やはり捨てる、片付ける、掃除する…という動く事自体にエネルギーが必要だと思う。

 昨年の夏から冬にかけて、大きな本棚とか、衣装ケース数箱、不要な衣類、写真や思い出の品(卒業アルバムも!)、クリスマスツリーなどいろいろと処分した。こんなに沢山のものを処分したのに、大して家がキレイになっていない…のは残念な感じである。粗大ごみの処理費用も数百円とはいえ、チリツモで結構な金額になる。購入するのは簡単なのに、捨てるのはなんて大変なのだろうか。

 まだ使えるものを捨てる心の問題をなんとか克服しても、それを家族に発見されて、捨てるのを阻止されたり、非難されたり…。それをクリアして粗大ごみの収集待ちの間に名残惜しくなってしまったり…。まだ捨てる体力のある今でさえ、捨てることはこんなに大変なのだから、さらに年をとったらどんなに大変か。ゴミ屋敷にしてしまうお年寄りが多いというのはよくわかる気がする。(年寄りとまでいかない今でも人を呼べるようなキレイな家に住んでいないのに…)

 今は年度末で仕事が忙しく、気持ちに余裕がない。お休みはきちんと取れる(取るようにしている)のだが、時間があっても何もできず、家が荒れてきている。生ゴミはもちろん捨てているし、嵩張るダンボールやペットボトル等、明らかなゴミは流石に捨てているのだが、プラスαの分を捨てることが出来ない。

 櫻庭露樹さんの全捨離の本を読んだ直後には、通常ゴミにプラスで1袋をノルマにするようにしていた。一軒家ならゴミ袋100袋程度の不要品が存在しているそうだが、週2回の可燃ゴミの収集日に必ず1袋プラスで出すことで、1年間50週で家がスッキリするだろうとの考えで実行していた

 やましたひでこさんのテレビ番組、「ウチ、"断捨離"しました!」もTVerで見るのを楽しみにしていたのだが、今はそれすら見る気持ちにならない。心が溜め込み期なのかもしれない。